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2026-03-22 

📓 ロゴとは?ロゴマークとロゴタイプの違いをわかりやすく解説

ロゴという言葉は身近ですが、実際には「ロゴ」「ロゴマーク」「ロゴタイプ」が混同されることが少なくありません。

特に制作を依頼する場面では、この違いが曖昧なままだと、仕上がりの認識ズレにつながります。

この記事では、特許庁が示す商標の考え方を土台に、ロゴとは何か、ロゴマークとロゴタイプの違い、そして実務での整理の仕方をわかりやすく解説します。

​👁️ この記事はこんな方におすすめです

・そもそもロゴが何を表すものなのかわからない

・会社やお店をどう見せればいいのか迷っている

・ロゴの構造を知りたい

・自分にはどんなロゴが合うのか、考え方を整理したい

想像するロゴスケアイコン

🖋️ ロゴとは何か

一般にロゴは、会社名やブランド名、商品名などを視覚的に表したもの全体を指す言葉として使われます。

ただし、公的な制度では「ロゴ」よりも「商標」という考え方の方が明確です。特許庁は、商標を「文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合、音その他政令で定めるもの」と説明しています。

わかりやすく言い換えると、商標というのは、名前やマーク、形、色、音などを使って、「これはこの会社のものです」と見分けられるようにする目印のことです。この目印は、名前だけでも使えますし、マークだけでも使えます。また、名前とマークを一緒に使うなど、組み合わせても使うことができます。大事なのは、それを見たり聞いたりしたときに、「どこの会社のものか」がわかることです。

 

さらに商標は、自己の商品やサービスを他人のものと区別するために使用する目印だとしています。加えて、特許庁の概要資料では、商標には文字商標、図形商標、結合商標など複数のタイプがあると整理されています。つまり、実務でロゴと呼ばれているものの多くは、制度上は商標の一種として捉えられます。日常会話では、文字だけのデザインをロゴと呼ぶ場合もあれば、記号を含む全体をロゴと呼ぶ場合もあるため、言葉の使い方が人によってずれやすいのが実情です。

 

そのため、ロゴを考えるときは「文字だけでいいのか」「マークも含めた形が必要なのか」を整理しておくことが大切です。特に、「どの組み合わせで使うのか」、「どの場面で使うか」を先に考えておくことで、自分にとって必要なロゴの形が判断しやすくなります。

ロゴについて考える人のアイコン

🖋️ ロゴマークとは何か

ロゴマークは、文字ではなく図形や記号によってブランドを表す要素です。一般にはシンボルマークと近い意味で使われることが多く、特許庁の説明でも、商標には図形や記号、さらに文字と図形などを組み合わせた結合商標があるとされています。つまり、文字を使わずに視覚的な印象で識別させる構成も、商標の考え方の中に明確に位置づけられています。

 

例えば

・アップルのリンゴマーク

・ナイキのスウッシュ

・スターバックスの人魚

などが代表的なロゴマークです。

 

 

ロゴマークの強みは、言葉を読まなくても印象を伝えやすい点です。看板やアプリのアイコン、SNSのプロフィール画像のように、小さい表示や一瞬で見られる場面では、文字よりも図形の方が認識されやすいことがあります。また、図形は言語に左右されにくいため、海外展開や多様な利用者に向けた場面でも使いやすい特徴があります。

 

一方で、知名度が低い段階では、マーク単体では社名やサービス名が伝わりにくいという弱みもあります。そのため、ロゴタイプと併用しながら、徐々に印象を定着させていく使い方が一般的です。

 

まとめると、図形は単独で使えるぶん、プロフィール画像や印章、アプリアイコンなどに展開しやすい利点があります。ただし、初めて見た人に内容を伝える力は文字より弱くなりやすいため、導入段階では使い方をあらかじめ考えておくことが重要になります。

ロゴマークのアイコン

🖋️ ロゴタイプとは?

ロゴタイプは、社名やブランド名などの文字そのものをデザインしたものです。

例えば

・Google

・Coca-Cola

・Canon

などは、文字自体がブランドの顔になっています。

 

特許庁の資料では、商標には文字商標という考え方があり、文字だけでも商標として機能することが示されています。

また、標準文字の案内では、図形のみの商標や図形と文字の結合商標とは区別して扱われており、文字だけの構成が独立した区分として認識されています。

これは、文字そのものに識別力を持たせるという考え方が、制度上も整理されていることを意味します。

 

ロゴタイプの役割は、名前を読ませながら印象も伝えることです。

書体や太さ、字間、傾き、線の端の処理が変わるだけで、同じ言葉でも堅実さ、やわらかさ、上質感、親しみやすさなど、受け取られ方は大きく変わります。

特に創業初期や新しいサービスでは、まず名称を覚えてもらう必要があるため、ロゴタイプは認知の土台になりやすい要素です。文字としてそのまま読めるぶん、「何の名前か」を伝えやすく、名刺やWebサイト、資料の表紙などでも安定して使いやすいという特徴があります。

 

一方で、文字数が多い名称や複雑な字形では、縮小したときに読みにくくなることがあります。

そのためロゴタイプは、見た目の美しさだけでなく、読みやすさや再現しやすさも含めて設計することが大切です。

ロゴタイプのアイコン

🖋️ ロゴマークとロゴタイプの違い

ロゴマークとロゴタイプの大きな違いは、何を中心に伝えるかです。

ロゴマークは図形や記号の印象でブランドを認識させ、ロゴタイプは文字を読ませることで名称を伝えます。

特許庁が示す商標の分類でも、図形商標、文字商標、結合商標などが分けて整理されており、図形中心か、文字中心か、または両方を組み合わせるかで性格が変わることがわかります。

たとえば、SNSアイコンやスタンプ、アプリの表示のように面積が限られる場面では、ロゴマークの方が使いやすい場合があります。一方で、名刺や会社案内、Webサイトのヘッダーでは、名前が読めるロゴタイプ入りの構成が有効です。

 

また、文字だけでは長くなりすぎる場合や、小さい表示で読みにくくなる場合には、ロゴマークが補助として働きます。ここからは実務上の推論ですが、どちらが優れているかではなく、使用場面に対してどちらが機能しやすいかで判断するのが最も現実的です。役割の違いを理解して組み合わせることが、使いやすいロゴ設計につながります。

逆に言うと、ロゴマークだけで十分な場合もあれば、ロゴタイプだけで十分な場合もあります。

 

一般的には、「ロゴマーク+ロゴタイプ」を組み合わせたロゴを検討される方がほとんどです。

ただ違いを知ることは、見た目の好みを比べるためではなく、どちらを重視するか、必要な構成を選ぶための判断材料になります。

ロゴのアイコン

📓 まとめ|ロゴ制作前に整理したいポイント

ロゴ制作の前に整理したいのは、まず「何を覚えてもらいたいか」です。

社名そのものを浸透させたいのか、それとも視覚的な印象を先に定着させたいのかによって、設計の優先順位は変わります。

また、特許庁が示すように、商標には文字、図形、記号、結合など複数の形があるため、最初から一つの形に決めつける必要はありません。名刺や看板、Webサイト、SNS、印刷物など、どこでどの大きさで使うかを先に整理することで、必要な構成が見えやすくなります。

さらに、一目で印象を残すことを優先するのか、名前を読んでもらうことを優先するのかを確認することで、ロゴマークとロゴタイプのどちらを重視するのかの判断がしやすくなります。

 

ここからはロゴデザイナーとしてアドバイスですが、見た目の好みだけで先に形を決めるよりも、「使用場面」、「伝えたい内容」、「誰に伝えたいのか」を先に整理した方が、長く使えるロゴになりやすいです。

ロゴ制作は、見た目をつくるだけでなく、使い方まで含めて考えるものです。

そのため、制作前の整理では、好き嫌いだけでなく、用途、表示サイズ、認知段階の三つを確認しておくと判断しやすくなります。特に複数の媒体で使う予定がある場合は、この確認が重要になります。

 

ロゴスケでは、こうした内容を丁寧に整理しながら、御社らしいロゴ制作をお手伝いしています。

ロゴ制作をご検討中の方は、サービスページもぜひご覧ください。

 

*参考にした公的資料は、特許庁の「商標とは」「商標制度の概要」「商標法第5条第3項に規定する標準文字」です。

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​ロゴのちょっとした話

ロゴLOG運営者の似顔絵

 🖋️ ブログを書いた人

 

井上ダイスケ|ただのデザイナー|福岡出身

 

ロゴ制作サービス「ロゴスケ」を運営しています。

 

もともとはインテリアデザインの仕事をしていて、海外で家具や空間に関わる仕事に携わってきました。

その中で、お客さんから「ロゴも一緒に考えてほしい」と相談をいただいたことをきっかけに、ロゴデザインも手がけるようになりました。

 

現在はロゴ制作を中心に、名刺やショップカードなどのグラフィックデザインも行っています。

 

このブログ「ロゴLOG」では、ロゴ制作を考えている方に向けて、ロゴの考え方や制作のヒントを紹介しています。

 

サッカーとお米が大好きで、推しの選手の試合がある日はだいたい夜更かししてしまいます。

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​ロゴのちょっとした話

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